たいていの人は無意識に食べています。
でも私たちは違って、これからは食べている料理を十分に気にして、急がず必要な時間を使うアプローチで食事をしていきましょう。
食べ物との「健全な関係を築く」のに役立つこのアプローチは、どんな食べ物に対してでもとることができます。
例えばダークチョコレートの一片やグレープ一個、特徴的な味と食感のある「実験台」の食べ物を選んでみましょう。
姿勢を正して座り目を閉じます。数分間集中し、息をすることを意識します。鼻から吸い込み、口から吐き出します。考えが浮かび始めたら、また息に集中します。
選んだ食べ物を手にとって、これを人生で初めて味見することを想像します。
目を開けます。食べ物の形や色などの特徴を思い出してみます。
そして、選んだ食べ物がどこの物なのかを想像してみます。あなたの手間でどうやって運ばれた、そしてあなたが誰のおかげで今この食べ物を手にしているのか考えてみます。食べ物をくださった自然に感謝しましょう。⠀
また目を閉じます。手に持っている物の触感に集中します。気温はどのくらい、どんな食感なのかなど想像してみましょう。鼻に近づかせ、匂いを嗅いでみます。この物を食べてみる気になったか自分に問いかけてみてください。
食べ物を口の中に入れて味見します。味や食感に集中してゆっくりと噛みます。すぐに飲み込んで、もう一口とる誘惑に耐えなければなりません。
食べ物をちゃんと噛んでから、それを飲み込んでも構いません。飲み込んだ物は、体の中でどのように感じるか集中します。
食べ物に対するすべての感覚が消えたときは、目を開けても構いません。
何かお気づきになりましたか。すばらしい経験だと思いませんか。
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