エンボディメント（日本語に直訳すると「体現」）とは、身体と心を結びつけるトレーニングのことです。
その哲学は単純です。身体に起こるすべてのことは、思考と意思に影響するとのことです。
体を動かすことで、生活をレベルを上げることは、エンボディメントの主な目的です。
このプラクティスの基本は身体への意識です。体を意識することで、心内の新たな力を見つけることができるとしています。
意識を育てるには、一日を通して身体の感覚に集中してみましょう。
「私は今どう感じていますか。」や「どんな座り方をしていますか。便利ですか。」、「【私】という存在はこの体のどこにいますか。」という質問を自問してみましょう
身体認識（ボディー・アウェアネス）を身につけることで、ストレスレベルを減らすことができます。自分にも周りにももっと優しく、もっと気を使いましょう。
感覚への集中力が必要な活動であれば、なんでもエンボディメントを訓練するチャンスになります。
私たちは、「体は頭の中にいる存在の道具に過ぎない」という理念に囚われています。しかし、体は周りの世界とやり取りをするために使われて、周りの世界を認識するのにも使われています。
体を無くして存在することは不可能ですね。つまり、私たちが何をしても体を使うので、体は私たちのしていること全てに影響を与えます。
今の仕事の課題や抱えている悩みへのアプローチが見つからない時に、休憩をして体を動かしましょう。
たとえば、お気に入りの曲をかけてダンスしたり、散歩に行ったりしてみて、それからその時に不愉快な感覚がなかったかなど、気持ちを書いてみましょう。
自分の感覚に暫く集中して、仕事に戻りましょう。何か変わったことがありませんか。
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